工業高校に通っていれば「ジュニアマイスター」という言葉を聞くことがあると思います。
僕も高校生の頃に、全校集会で表彰されている先輩を見て「なんかよく分かんないけど、かっこいい!!」と思ってました。
工業高校に通っているなら、せっかくなのでジュニアマイスターを目指して表彰されましょう!
僕は先生が怖かったので「ジュニアマイスターってなんだろう?」って思っていても聞けませんでした。でも、ジュニアマイスターを目指すなら、早めに行動したほうがいいです。
少しでもジュニアマイスターを目指す高校生が増えてほしいと思い記事を書こうと思います。
・ジュニアマイスターが何か知りたい
・ジュニアマイスターシルバーを目指している
・おすすめの資格が知りたい
ジュニアマイスターって何?
ジュニアマイスターは、工業高校の顕彰制度です。高校在学中に資格取得を頑張った生徒が表彰されます。
取得する資格が何でもいいというわけではないので、公式サイトの全国工業学校長協会の区分表を参考にしてください。
区分表の点数が一定数を超えると、それぞれの成績によって「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」などの表彰がもらえます。
平成30年度からジュニアマイスターブロンズが追加されたので、ブロンズを目指すのもいいと思います。
ジュニアマイスターブロンズ | 20点以上30点未満 |
ジュニアマイスターシルバー | 30点以上45点未満 |
ジュニアマイスターゴールド | 45点以上 |
ジュニアマイスターに必要な点数を超えたら、担任の先生にジュニアマイスターの申請がしたいことを伝えて、ジュニアマイスターの担当の先生を教えてもらいましょう。申請料や合格証書のコピーなど、ジュニアマイスターの申請に必要な手続きをします。
ジュニアマイスターシルバー取得経験の紹介
僕は高校生の頃に、ジュニアマイスターシルバーを取得しています。
ジュニアマイスターを目指した理由は、「よくわかんないけどかっこいい」「一度でいいから表彰されてみたい」「資格取得すると頑張ってる感じがする」「部活動に所属していない理由になる」などありました。
帰宅部の人は、部活動をしている人と比べると、就職で不利になりやすいので「資格取得を頑張りました」と言えるように、資格取得にチャレンジしてみてください。
ジュニアマイスターを目指す上で大事なことは、
・学校で募集している資格取得だけにこだわらない
・自分で調べて資格・検定試験に申し込みをする
・評判の良い参考書を使って一回で合格する
これだけで、他の生徒よりも早くジュニアマイスターを目指すことができます。
シルバー取得におすすめの資格の紹介
僕が実際に資格取得に挑戦してみて、簡単だと思った資格を紹介します。
資格取得には、お金がかかるのでチャレンジするか参考にしてください。
資格名 | 点数 | 試験料(+手数料)+参考書の値段 | 1点の値段 |
---|---|---|---|
計算技術検定3級 | 2点 | 600+1030 | 815円 |
情報技術検定3級 | 2点 | 600+1330 | 965円 |
危険物取扱者乙種第4類 | 4点 | 4500+2900+1512 | 2228円 |
危険物乙種第1,2,3,5,6類 | 各2点 | (4500+2900)×5+1620 | 3862円 |
ITパスポート試験 | 12点 | 5700+1706 | 617円 |
上記の資格を全て取得 | 30点 | 58498円 | 1950円 |
※参考書の値段は、大体の値段です。
参考書を安く購入したい人は下記の記事を読んでみてください。
「計算技術検定」「情報技術検定」は、工業高校では1年生の時に全員受験をすると思います。授業で習うと思うので、簡単に取得できるはずです。
「危険物取扱者」は希望者受験をしている学校が多いと思います。工業高校生なら乙種第4類だけでも、取得しておきたい資格です。合格後に免状という資格を証明するものを申請するのに手数料がかかります。
乙種第4類の免状を持っていれば、他の乙種を受験するときに試験が免除され、試験問題が10問中6問正解で合格できるのでとても簡単になります。
「ITパスポート試験」は、自分で調べて申し込みすることになると思います。点数が高く簡単な方なので、ジュニアマイスターを目指している人におすすめです。気になる人は下記の記事を読んでみてください。